外科矯正日記-2002/3

このページは、2002年3月の日記です。

そろそろ・・・

月が変わり、とりあえず手術を受けようとしている病院に診察に行こうかなと思えるようになりました。

3月も数日過ぎたある日・・・
今日行ってみようと思える日がありました。
矯正歯科に電話しました。
今から、○○病院に診察に行きます。
でももしかすると、駐車場までしか行けないかもしれません。
でも、とりあえず向かってみます。
・・・と、泣きながら電話しました。
震えながら車の運転をし、やっとの思いで病院に着きました。
どうしよう・・・やっぱり今日はやめようかなって・・・
しばらく車の中で考えました。
とりあえず診察だけ・・・という気持ちで病院の中に入ることが出来ました。
待合室ではもう泣きたいくらい緊張してて、、、
名前を呼ばれて診察室に入った時なんてもう逃げ出したいくらいでした。
レントゲン撮影、歯型とりなど一通りが終わり、先生とのお話。
その中で驚く事実。
ここでは手術は出来ませんと言われてしまいました。
やるなら、大学病院みたいな所でないと、万が一ってこともあるし、、、
設備のちゃんと整ったところでないと、手術は出来ないとのこと。
来週時間を作るから、手術に関してや病院のことはその時説明すると言われました。
その日は、次回の予約をとり帰宅しました。

それから約1週間後・・・
説明を受けるために、再度病院へ行きました。
自分はまだ手術への決断が出来ていないと言うことをお話したら、手術は自分が納得してから受ければいいよと・・・
少しだけ、気分が楽になりました。
手術を受けるなら病院はどこにしましょうか?という話になりました。
どこか希望は?と聞かれ、○○大学病院がいいと聞いたことがあるのですが・・・と言いました。
先生もそこが一番いいとおっしゃいました。
病院によって手術の仕方が違う、ということは知っていました。
顔に傷が残る手術のやり方はどうしても嫌でした。
だから、県外の○○大学病院に一応決めました。
来週までに紹介状を用意しておいてくださるということで、その日は帰宅。

それからまた1週間後、、、
どうする?紹介状は用意してあるけど、持っていく?と聞かれ、まだ決心のつかないまま受け取って帰りました。

どうしよう・・・どうしよう・・・
毎日そんなことばかり考えていました。

3月も終わろうとするなか、とりあえず○○大学病院まで診察に行こうと決めました。
家族にも、誰にも言わず、行くことを決心しました。
前日は一睡も出来ませんでした。
駅の近くの駐車場に車を置き、朝一番の新幹線で○○大学病院まで・・・
生きたここちしなかった・・・
新幹線の中でぽろり涙。
でも自分のことなんだからって言い聞かせながら何とかたどり着きました。
受付をすませ、診察へ・・・
やはりそこでも患者さんが納得してから手術は決めたほうがいいと言われました。
そこの大学病院でもレントゲン撮影、歯型とり・・・
手術に関して、詳しく説明を受けました。
この時点で、自分の手術に対する気持ちは半々でした。
手術の前にはいろいろな検査があるそうで、まずはじめにCT撮影をすると言われました。
予約はすぐとれないので、後日電話をしてくれると言う約束でその日の診察は終了しました。
会計を済ませ、病院の外に出て自宅に電話を入れました。
今、○○大学病院にいるの・・・と・・・
家族はめちゃめちゃ驚きました。
母親の声を聞いた瞬間、思わず泣いてしまいました。
待っているから、早く帰っておいでって・・・

それから数日後、大学病院からCTの予約がとれた連絡が来ました。
4月に入ってからの予約でした。
まだこの時点でも、気持ちは半々。